普通の健康食品と「栄養機能食品」は別物?

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更新日:2013年12月09日

普通の健康食品と「栄養機能食品」は別物?

健康食品については、「健康によいとして売られているもの」で法律上の定義はありません。健康食品のうち保健機能食品(特保・栄養機能食品)でないものが、「いわゆる健康食品」と言われています。

いわゆる健康食品と栄養機能食品の違い

健康食品は、特保・栄養機能食品・いわゆる健康食品の3つに分けられます。普通の健康食品であるいわゆる健康食品は、特定保健用食品や栄養機能食品と違って、保健の用途や栄養機能などの機能表示をすることができません。
一方、栄養機能食品は、文字通り栄養の機能に着目した表示を行っているもので、ビタミン・ミネラルについて1日目安量の中に含まれている量が規定の範囲内だった場合に許されている栄養機能表示をしている食品です。対象となるのは、ビタミンA・D・E・B1 ・B2・B6・B12・C、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パントテン酸の12のビタミンと、鉄、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛の5つのミネラルです。
例えばビタミンCの栄養機能食品は、パッケージに「栄養機能食品(ビタミンC)」と書かれ、栄養機能表示「ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用をもつ栄養素です。」と併せて、注意喚起表示「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取量を守ってください。」というような表示がされています。
栄養機能表示は、栄養成分によって文言が変わります。栄養機能表示は、複数のビタミン・ミネラルについて行うことができるので1つの製品に複数の栄養機能表示があるものも少なくありません。

栄養機能表示とは違う栄養強調表示とは

普通の健康食品でも「ビタミンCたっぷり」「カルシウム豊富」「低脂肪」等、栄養強調表示と呼ばれる栄養成分が多い/少ない旨の表示をキャッチコピー等で表示することができます。
これは、食品100g又は100mL当たりに含まれる栄養成分が一定の値以上、または以下だったりした場合に表示することができます。
栄養機能表示又は栄養強調表示をした食品には、必ず栄養成分表示(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム、栄養機能表示・栄養強調表示した栄養成分の含量表示)が義務づけられ、パッケージ等に記載されていますので、参考にできます。
最後にまとめると、特保は特定の保健の用途表示、栄養機能食品は栄養機能の表示、栄養強調表示はいわゆる健康食品でもできる栄養成分量の目安を表す表示と言えます。