サプリメントって薬じゃないんですか?

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更新日:2013年12月11日

サプリメントって薬じゃないんですか?

サプリメント(サプリ)という言葉は、ほとんどの人が知っていると思いますが、法律上の定義はないため、人により認識がバラバラで、スナック菓子や医薬品のビタミン剤の錠剤もサプリとして考えている人もいます。

米国のダイエタリー・サプリメントの定義

日本のサプリメントは、米国のダイエタリー・サプリメント(DS)に由来していて、これは米国で食品・医薬品とは別のカテゴリーの食品として法律で規定されています。その定義は、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブ等の成分を1種類以上含み、通常の食品と紛らわしくないようにタブレットやカプセルの剤形をしていて、医薬品として承認されている物質ではないこととなっています。
米国のこうした定義や、サプリメントが「補助する」という意味からすると、サプリは、特定成分が濃縮されたタブレットやカプセル形態の栄養補助食品が該当すると考えるのが自然です。
ただ、日本では、栄養成分を補給し、健康の維持増進に寄与できるものであれば、「サプリ」として、特にスナック菓子や飲料などの形態にこだわらないで考える人もいます。
米国では製品に「Dietary supplement」と記載するのが義務づけられているためすぐにわかりますが、日本では法的な定義がないため、人によってその認識している範囲が違ってきているのが現状です。

少なくとも薬ではない日本のサプリ

日本のサプリは、医薬品ではありません。米国でも医薬品・食品以外のカテゴリーとしているものであるのと同時に、日本で医薬品とするのであれば、医薬品の承認を取っていなければなりません。
従って、ビタミンやアミノ酸、ミネラルが入った錠剤やカプセルの形状をした保健薬は、サプリには該当しません。サプリメントは医薬品ではありませんので、効能や効果を記載することはできません。
サプリは健康保持増進の働きのため栄養補給される食品ですので、健康食品とダブル部分が多く、栄養機能食品のタブレット等もサプリになります。

米国のダイエタリー・サプリメントは効果が言える?

米国のダイエタリー・サプリメントは、科学的根拠があることが前提ですが、「FDA(米食品医薬品局)の評価をうけていないこと」、「疾病の診断・治療・予防用ではないこと」等を明示すれば、人体に対する作用について表示することができます。例えばルテインであれば、「目の健康を増進する」という表示をすることができます。これに対して日本では保健機能食品があります。今後国際社会の中で、保健機能食品の機能の範囲についてはいろいろと注目される課題になっています。