ダイレクトOTC医薬品・スイッチOTC医薬品って何ですか?

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更新日:2013年12月20日

ダイレクトOTC医薬品・スイッチOTC医薬品って何ですか?

薬局やドラッグストアで買うことができる市販薬は、OTC医薬品とも呼ばれています。OTC医薬品の中には、ダイレクトOTC医薬品、スイッチOTC医薬品というものがありますが、どんなものなのでしょうか。

OTC医薬品って一般用医薬品のこと?

医薬品には、大きく分けて3つのカテゴリーがあります。病院やクリニックで処方箋をもらって、調剤薬局で調剤してもらう医療用医薬品、薬局で処方箋なしで調合してくれる薬局医薬品、そして医薬品メーカーが製造販売している一般用医薬品です。
このうち一般用医薬品は、調剤や調合したりすることなく、カウンター越しにお薬を販売することから、英語で「Over The Counter(オーバー・ザ・カウンター)」と呼ばれ、この頭文字を取ってOTC医薬品とも言われるようになりました。
OTC医薬品は、病院で診断を受けて病名がついて処方される医療用医薬品とは違い、患者が自分で症状を自覚して購入するものなので、効能については病名ではなく、便秘・下痢・胃痛・頭痛・倦怠感・発熱・鼻水等といった症状名がついていることがほとんどです。

ダイレクトOTC医薬品ってどんな薬?

ダイレクトOTC医薬品は、日本で病院等で処方される医療用医薬品としての使用経験なしに、しかもOTC医薬品でも全く使われたことがない成分を有効成分として配合したOTC医薬品です。
普通は医療用医薬品として使用されていたものの中から、医師の監視なしで使用しても問題ないとされるものがOTC医薬品に移されていきますが、医療用医薬品ではなく、直接OTC医薬品として開発されるものが、ダイレクトにOTC医薬品になるというところから、ダイレクトOTC医薬品と呼ばれています。日本のダイレクトOTC医薬品は、発毛薬のリアップと、足のむくみ改善薬のアンチスタックスの2製品のみとなっています。

スイッチOTC医薬品ってどんな薬?

スイッチOTC医薬品は、実績のある医療用医薬品の中から、そのOTC医薬品として適切だと思われる成分について、処方箋なしでも購入できるように医療用医薬品からスイッチされOTC医薬品として承認されたものです。
OTC医薬品は、医師の指導監督なしで使っても、重大な状態になるおそれがなく、過量消費や乱用につながらず、相互作用により重篤な副作用が発生しないもので、生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防、生活の質の改善・向上(発毛・不眠・肥満等)、健康状態の自己検査、軽度な疾病に伴う症状の改善(膣カンジダや口唇ヘルペス等)等に使われるものなので、この範囲のものがスイッチOTC医薬品候補として選ばれ、開発され承認されていきます。

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