市販の痛み止めで特に注意したい人とは

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更新日:2014年01月14日

市販の痛み止めで特に注意したい人とは

多くの市販の痛み止めが販売されていますが、薬を使用すべきでない場合や、専門家に相談して慎重に判断したほうがよい場合等があります。事前に自分にあった薬をある程度しぼっておくと薬を選びやすくなります。

市販薬の痛み止めを使用すべきではないケース

アレルギー歴、ぜんそく、15歳未満の小児は特に注意が必要です。

○当該薬でのアレルギー歴がある人
痛み止めを使用すべきではないケースとして、薬によるアレルギーがあります。市販薬の場合、有効成分が複数成分の配合剤の形になっていて、さらに添加物もいくつか配合されています。どの成分が発疹・発赤、かゆみ、むくみ等を引き起こしたかによって違ってきますので確認する必要がありますが、アレルギーの原因となった有効成分又は添加物と同じ成分を配合したものを使用すると、再びアレルギー症状を起こす可能性が非常に高くなります。

○以前かぜ薬・解熱鎮痛薬を飲んで喘息を起こした人
以前にかぜ薬や解熱鎮痛薬を飲んで喘息を起こしたことがある人は、服用により再び重い喘息発作を起こす可能性が高くなっていますので、医師・薬剤師等にその旨を伝えて相談してください。別の処方箋薬や漢方薬といった選択肢もあります。

○15歳未満の小児
15歳未満の小児には安全性が確立していなかったり、意識障害や痙攣が起こる可能性があるものもあったりするので、15歳未満の用法がないものは使わないようにしてください。アセトアミノフェンを有効成分として使用している小児用量があるものなどを利用するようにします。

○妊婦・授乳婦
特に妊娠12週までの初期は、胎児に影響がでる可能性があるため、また出産予定日12週以内の後期の服用は、念のため痛め止めの使用は避けたほうが無難です。
また、多くの痛み止めやカフェインは授乳中に移行するため、服用する場合は授乳を控えるなどの工夫をするようにします。
また、医師の治療を受けている人は、もともとの疾患の悪化を起こしやすくなったり、服用している薬との相互作用が出やすくなったりするケースがありますので、服用する際には相談することをお奨めします。特に腎臓病・心臓病・肝臓病・胃腸障害の人や高齢者では、プロスタグランジンの産生が抑えられることにより、腎臓の血流が低下することによる腎機能の悪化、それに伴う循環血液量が増えて心臓への負担増による心臓病の悪化、薬の肝臓代謝における肝臓負担やアレルギー性障害からくる肝臓病の悪化、胃粘膜保護機能低下・胃の血流量低下による胃腸障害が起こりやすくなりますので注意が必要です。

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