痛み止めを飲みすぎるとかえって頭痛の原因に?

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更新日:2014年01月21日

痛み止めを飲みすぎるとかえって頭痛の原因に?

頭痛のつらさから逃れるための痛み止めですが、飲みすぎがかえって頭痛の原因になってしまうという皮肉な現象があります。繰り返し起こる頭痛に、早めに薬を飲むクセがついたりなどでつい使いすぎてしまいます。

頭痛薬・痛み止めで起きる頭痛とは

頭痛の時、痛み止めを飲みすぎてさらなる頭痛を招いている状態を薬物乱用頭痛といいますが、中年女性に多い傾向がみられます。頭痛は慢性化すると、1ヵ月に15日以上で1日4時間以上の場合は、慢性連日性頭痛と呼ばれたりします。緊張型頭痛や片頭痛は、このように慢性化しやすく、このような状態がずっと続くと、仕事も家事も勉強も手につかず、すぐに市販薬に頼ってしまいます。
市販の痛み止めを1ヵ月に15日以上、カフェインが含まれている薬の場合は10日以上飲んでいると薬物乱用頭痛の可能性が高くなります。緊張型頭痛か片頭痛で、薬を長期間飲んでいる場合は注意が必要です。原因となる薬としては、アセトアミノフェンやNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)、カフェインが入った複合鎮痛薬、病院で処方されるトリプタンやエルゴタミン製剤等あります。

ついつい頼って使いすぎてしまう痛み止め

市販の頭痛薬を買うと、添付文書以外に製品のパッケージにも、使用上の注意として「してはいけないこと」に「長期連用しないでください。」と記載してあります。市販の鎮痛薬は頭痛だけでなく、生理痛や関節痛・筋肉痛にも使われるので、これらの目的で長期に薬を使用している場合でも薬物乱用頭痛になってしまいます。
頭痛はつらく不快なので、つい「今日は大事な会議があるから、あまり痛くないけど今のうちに飲んでおこう」「友達との大事な遊ぶ約束だから飲んでおこう」と容易に飲み、これがエスカレートしていってしまうケースもあります。薬物乱用頭痛は、原因となっている痛み止めを止めれば、2ヵ月以内になくなります。しかし薬を止めた後、反跳頭痛(はんちょうずつう)といって痛みが2~10日間続くとことがあります。
痛み止めは毎日服用せずに、1週間に2~3日程度に制限したり、連続して長期服用したりしないことが重要です。
もし毎日頭痛があり、薬を飲まないといられないという人は、頭痛を専門にしている頭痛外来等もありますので医師に相談したり診察を受けたりする事をお勧めします。 毎日、朝昼晩、きちんと市販の鎮痛薬を飲んでいるけれど、全く痛みがよくならないといった場合は、薬物乱用頭痛である可能性があります。

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