医療機関を受診した方がいい腹痛とは

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更新日:2014年01月22日

医療機関を受診した方がいい腹痛とは

私達は、おなか痛いときに市販の胃腸薬や便秘薬を買って対処しますが、中には緊急性があったり、医療機関で診療を受けたほうがよい腹痛もあります。受診したほうがよい腹痛とはどのようなものなのでしょうか。

放っておくと怖い、緊急性がある腹痛の症状

東京消防庁の作成した救急相談マニュアルの腹痛の対応フローでは、腹痛に関して緊急性を要するものとしてまず、強い痛み・我慢できない痛みがある場合をあげていて、緊急性を要するので救急車を要請するとしています。次に腹痛が突然起こった場合は、それが持続的に続いている場合、または発熱・嘔吐・下痢等の症状が出ているのであれば医療機関で診療を受けることを勧めています。激しい痛みがある場合や痛みが長時間続いている場合は、痛む場所によっても異なりますが、重大な病気がある場合もありますので早めに受診することが大切です。
みぞおちあたりが強く痛むならば、胃潰瘍や心筋梗塞といった場合もあります。おなかの右上部分なら胆石や十二指腸潰瘍、右下部分なら虫垂炎や腹膜炎の可能性があります。左上部分なら腎疾患や膵臓疾患、左下部分なら腸炎、下腹部中央なら結腸捻転等の可能性があります。いずれしろ激しい痛み、または痛みが長時間続く場合は要注意ですので、速やかに受診します。

気をつけたほうがよい腹痛のシグナル

市販薬の治療より、医療機関で診療を受けた方がよいと判断する目安の一つとして発熱があります。腹痛とともに発熱を伴う場合は、内臓の急性炎症が多く、胆石症状・胆嚢炎・膀胱炎・急性膵炎等が考えられます。発熱や吐き気があった場合は医療機関の診療を受けるようにしてください。
強い腹痛の場合、または腹痛が持続的に続いている場合は、医療機関で診療を受けることが大切ですが、腹痛が徐々に起きてきている場合や持続していない場合は、発熱・嘔吐・下痢の症状がないかを確かめ、あれば医療機関の受診、無い場合は市販薬で様子をみるのがよいでしょう。

市販薬の使用期間における注意

最近の市販薬の胃腸薬では、スイッチ成分もいろいろ出てきています。スイッチされた成分の中には、注意に3日間使用しても症状の改善が見られない場合は、医師・薬剤師に相談してくださいと記載があるものもあります。胃痛に使われる鎮痛鎮痙成分が入ったものは5~6回、胃酸を抑える制酸剤では2週間、飲んでも症状の改善がみられない場合は、医師・薬剤師に相談するよう添付文書等で注意喚起されています。
添付文書に記載された服用期間を注意し、それを過ぎても改善しない場合は薬局や病院で相談するようにしましょう。

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