コンビニでも買える胃腸薬・便秘薬がある?

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更新日:2014年01月24日

コンビニでも買える胃腸薬・便秘薬がある?

薬は薬局やドラッグストアのように販売許可がない所でないと販売できません。しかしコンビニやスーパーには、かぜ薬等はないものの胃腸薬や便秘薬が置いてあったりします。これはいったいなぜなのでしょうか。

胃腸薬には、医薬品でなくなったものもある

医薬品の販売ルートの規制緩和が1999年と2004年の2回に渡って行われています。このとき薬局等でしか買えなかった医薬品をコンビニやスーパーで買えるようにするという規制緩和が行われています。医薬品のままでは販売許可が必要だったので、作用が緩和で安全性が高い胃腸薬や便秘薬の一部を、医薬品から販売許可のいらない医薬部外品へ移行しました。
これらは、薬用化粧品や浴用剤等の医薬部外品と区別するために、「指定医薬部外品」と呼ばれています。胃腸薬や便秘薬と同様に、多くの滋養強壮ドリンクも昔は医薬品でしたが、今ではほとんどのスーパーやコンビニで売られています。
胃腸薬については、1999年に、生薬を中心としたものが「健胃清涼剤」として、2004年にやはり生薬主体の胃腸薬が「健胃薬」として、医薬品の胃腸薬から指定医薬部外品へ移行されています。一回目の規制緩和のときは、食べ過ぎや飲み過ぎによる胃部不快感・二日酔いのむかつきといった効能で、食べ過ぎ・飲み過ぎによって出てきた症状に対するものが対象でした。二回目の規制緩和の時は、効能の範囲が拡がって、胃弱、膨満感、胃もたれ、胸つかえといった効能を持ったものも指定医薬部外品となっています。
ただ、指定医薬部外品になったものは、生薬主体のもの等に限られ、制酸剤等のように胃酸を強力に抑えたり、胃腸粘膜保護剤のようなものは従来どおり医薬品のままで薬局やドラッグストアでなければ販売できませんので、したがってコンビニやスーパーで販売されているものには、胃痛に対する効能はありません。

便秘薬にも、医薬品でなくなったものもある

2回目の規制緩和であった2004年には、胃腸薬に加えて便秘薬の一部も指定医薬部外品に移行されました。生薬や食物繊維等を主体とした便秘薬が「瀉下薬(しゃげやく)」として指定医薬部外品になっています。生薬といっても、大黄・センナ等、大腸を刺激して便秘を改善する薬は、大量服用の懸念があり、授乳中の人は避ける等の注意が必要なことから、医薬品のまま残ることになりました。
指定医薬部外品に移行した代表的なものの中には、プランタゴ・オバタ種皮のような食物繊維が豊富な成分を含むものがあります。これらは、おなかの中で膨らみ便のカサを増して排便を促すものですので、十分な水と一緒に飲むようにすることが大切です。

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