便秘の種類とその特徴・症状について

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更新日:2014年01月31日

便秘の種類とその特徴・症状について

ヘルニアや腸に何らかの疾患がある場合は、医療機関で診療を受けることが必要ですが、いわゆる市販薬でケアできる便秘には大きく分けて4タイプあり、それぞれ原因や特徴が違っていて、ケアの仕方も異なります。

便秘薬でケアを考える目安ってどのくらい

便秘かどうかの判断は、非常に難しいのですが、医学的には便秘の診断にはRome Ⅲ(ローマ基準)という国際的診断基準があります。この基準によると半年以上前から少なくとも3ヵ月間ある症状で判断されたりしますが、実際にそんなに様子をみていられません。
便秘に伴う症状として、おなかの膨満感や頭痛・肌あれ・吹出物・イライラ等も出てきたりしますので、そこで市販薬を使用することになります。日本内科学会では、便が3日以上出ないか、出ても残便感(便がのこっている感じ)がある場合は便秘としていますので、便秘の判断はこれを参考に考えるとよいかもしれません。ただ長期に渡って便秘が続いているような場合は、医療機関を受診するようにしてください。

便秘ケアは、原因・症状を考え種類を知ることから

便秘のタイプは大きく分けて、食事性便秘・習慣性便秘・弛緩性(しかんせい)便秘・痙攣性(けいれんせい)便秘の4つの種類があります。
「食事性便秘」は、ダイエットなどで食事の量が全体的に減ったため、食物繊維が少なくなり大腸が刺激されにくくなって起こるもので、食事をきちんと規則正しく食べたり、食物繊維の多い野菜や果物をたくさん摂ることで改善してきます。
この食事性便秘を除いて3タイプに分類する場合もあります。
「習慣性便秘」は、「直腸性便秘」と言われることもあり、直腸における排便反射機能が低下し便は硬くコロコロとした感じになりやすくなります。便意を我慢したりすると直腸の感受性が低下するとなりやすく女性に多くなっています。便意は我慢しないことが大切です。便秘薬は効き目に優れた大腸刺激性下剤、比較的作用時間が速い塩類下剤、おだやかな効き目の膨潤性下剤の他、浣腸をすることもあります。
「弛緩性便秘」は、高齢者・長期療養の人・出産後の女性等に起こりやすく、腹筋が衰え大腸のぜん動運動や緊張が低下することから、大腸での便の滞留時間が長くなり、水分が必要以上に吸収され、太くて硬い便になります。便が硬いので浣腸は向いて、おらず便を軟らかくするタイプの塩類下剤や膨潤性下剤が適しています。
「痙攣性便秘」は、ストレスから自律神経のバランスの乱れが生じ、結腸に痙攣が起こり狭くなり便が通りにくくなった状態になっています。ストレスを避け、香辛料等は避けます。痙攣性のものは、痙攣が起こったりしているので便秘薬は大腸刺激性下剤はできるだけ避けるようにします。

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