ウイルス・細菌により変わってくる症状

薬局マップ トップ > 最新記事一覧 > ウイルス・細菌により変わってくる症状
更新日:2014年02月19日

ウイルス・細菌により変わってくる症状

熱風邪、喉風邪、鼻風邪等というように、風邪によって出る症状がひどく違う原因には、感染しているウイルスや一般細菌の種類が違うことが影響しています。また同じ風邪でも進行によって症状が変わってきます。

200種類以上ある風邪のウイルスと症状

一般に風邪の原因となる微生物はウイルスが大部分で、全体の80~90%を占め、残りは一般細菌等になっています。風邪のウイルスは200種類はあるとされていますが、ウイルスの中ではライノウイルス、コロナウイルスが多く、これに続くのがRSウイルス、インフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスです。これらのウイルスには季節的流行の特徴があり、ライノウイルスは春と秋、コロナウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルスは冬に多い傾向があります。
季節だけでなく、現れてくる症状もウイルスによって違ってきます。普通の一般感冒は、「鼻風邪」と呼ばれることが多く、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどが強くでて、だいたい約1週間ぐらい続きます。それ以外では喉の痛みや咳・痰等があり、経過によって発熱・関節痛・筋肉痛・頭痛といった症状がでてきます。

風邪症状を引き起こすウイルスの特徴

インフルエンザウイルスでは、発熱・寒気・頭痛・筋肉痛、さらには全身倦怠感が強く出て、鼻づまりやせきなどの症状も出てきます。ウイルスの中で一番多いとされるライノウイルスは、鼻水・鼻づまりといった鼻症状と頭痛が強く出てきて、喉の痛み・発熱・せき・全身倦怠等を伴います。コロナウイルスやRSウイルスは、鼻水が強くでて、頭痛や喉の痛みがでてきます。アデノウイルスの場合は鼻水や鼻づまりといった鼻症状はほとんどなく、喉の痛み、咳・痰、発熱、結膜充血・下痢等の症状が現れてきます。

ウイルスだけじゃなく感染状況も症状に影響

鼻の症状が強くでるウイルスも喉の症状が強くでるウイルスも風邪を引いてから治るまでずっと同じ症状というわけではなく、ひきはじめから治るまで症状がいろいろ変化していきます。
飛沫感染等でウイルスは鼻や口から入ってきて、喉や鼻の粘膜で増殖し炎症を起こすことで、喉や鼻につらい症状が出はじめます。さらに進行すると、発熱等が起こり、回復期にはこわれた気道の組織が修復されるまで咳や痰等の症状が多少残ったりします。
風邪の症状はウイルスによっても異なりますが、ウイルスの感染状況によっても症状が現れる部位や規模が変化していきます。