自宅でもできる経口補水液の作り方

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更新日:2014年04月15日

自宅でもできる経口補水液の作り方

熱中症対策として、経口補水液は非常に有用であり、中には市販のものもあります。しかし、いざというときに市販品が手元になかったりした場合でもレシピさえわかれば簡単に自宅でつくることができます。

市販の病者用食品としての経口補水液

市販では、病者用食品として、感染性腸炎・感冒による下痢・嘔吐・発熱を伴う脱水状態に経口補水液が販売されています。高齢者の経口摂取不足による脱水状態や過度の発汗による脱水状態にも用いられています。
中身をみると、糖類+食塩の他に、乳酸ナトリウムや塩化カリウム、乳酸、グルタミン酸ナトリウム等の成分が追加されています。これらはミネラル補給の意味もありますが、味の調整等の目的で添加されているものです。
特に下痢においてはカリウムの喪失も激しくなりますので、カリウムのことも考えるべきですが、熱中症のように汗や嘔吐で失われるのは、水分と塩分が主体になっていますので、熱中症の対策としては、まず水分と塩分の補給ができればよいでしょう。

経口補水液を利用する前に注意したい対策

経口補水液を利用する他に、普段の服装や生活においても熱中症対策を取っておくとよいでしょう。外出時は、涼しい服装で風通しがよく汗を吸収しやすい服を着るようにし、帽子や日傘で直射日光を防ぐというように、体温の上昇を抑えるような工夫をすることが大切です。
室内においても油断できず、気温が上がりすぎて熱中症になってしまうケースが特に高齢者で増えてきています。目安としては室温が28℃を超えないように適切に冷房を使用することがポイントです。また高齢者では喉の渇きを感じにくくなっているので、喉が渇かなくても水分を補給するようにすることが大切です。

自宅で簡単にできる経口補水液の作り方

経口補水液にはいろいろなレシピがありますが、基本となっているのはWHO(世界保健機構)やユニセフが配布し推奨している経口補水液になります。全体の濃度やブドウ糖・ナトリウム・カリウム・クエン酸・塩素の量の範囲が示されています。
これらを考慮して、熱中症対策に自宅で簡単にできる経口補水液の作り方は、すごく簡単で1分もあればできてしまいます。水1Lが入ったペットボトルを用意し、そこに砂糖40g(大さじ4.5杯)と食塩3g(小さじ0.5杯)を加えます。最後に適量のレモンの絞り汁を入れ、しっかりかき混ぜてできあがりです。
自宅で作った経口補水液はその日のうちに飲むようにします。レモンの絞り汁がポイントで、味を美味しくするためだけに入れているのではなく、レモンにはカリウムやクエン酸が含まれているため、これらの補給目的もあります。持ち歩く場合や半量でいい場合は500mLのペットボトルの水で砂糖・食塩の量を半分にして作ればよいでしょう。