薬だけでない、いろいろやっておくべき乗り物酔いの予防対策

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更新日:2014年04月28日

薬だけでない、いろいろやっておくべき乗り物酔いの予防対策

乗り物酔いの予防対策は、乗り物に乗る前からはじまっています。市販の乗り物酔い薬もありますが、薬以外にも乗り物酔いの予防法としてできることはいっぱいあります。しっかり予防し楽しい旅行をしましょう。

乗る前に食べないほうがいいというのはウソ

酔いやすい人は遠足の日の朝は朝食を抜いた方が良いという話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、それは間違いです。朝食を抜いたりするとかえって乗り物酔いがひどくなります。たぶん乗り物酔いになると自律神経の働きがアンバランスになり胃のぜん動運動も不規則になり、むかつきや胃部不快感といった症状がでてくるので、胃の中に何も無い方がよいのではないかということで言われているのだと思います。
しかし、朝食を抜くと、前日の夕食から食べ物が入っていないわけですので、低血糖状態になります。これは自律神経の失調状態を誘発してしまいます。つまり、乗り物酔いしやすくなってしまいます。過食もいけませんが、むしろバスや車に乗る前に飴やチョコレート等、血糖をあげるような食べ物を適度に入れておくとよいでしょう。また、胃腸に負担がかかりますので消化が悪い脂肪分が多い食事を摂り過ぎないようにします。

寝不足は乗り物酔いの大敵

よくやってしまうのが、遠足や修学旅行、楽しい旅行イベントの前日、興奮してなかなか眠れずに寝不足になってしまうことです。寝不足をすると自律神経の乱れを起こしやすく、乗り物酔いを起こしやすくなりますので、前日はしっかりと眠るようにしてください。睡眠のリズムは自律神経に大きな影響を与えます。起きている時は交感神経が活発に働き、寝ているときは逆に副交感神経が活動的になっています。ところが寝不足によりこのリズムが乱れると、自律神経が不安定な状態になりやすいので乗り物酔いの症状が出やすくなります。

乗り物に乗る前から始まっている予防対策

乗り物に乗る前からできる予防対策は、まだまだいろいろあります。まずはトイレに行っておくことをお奨めします。そして、厚着やネクタイ・ベルト等での過度な締め付けは、乗り物酔いの症状を助長してしまいます。
自分が酔いやすいと自覚があるのであれば、乗り物の中での読書は避け、いたずらに頭をぐらぐらさせたりしないようにします。携帯電話やゲームの画面を見続けているのもよくありません。理由は、左右前後の揺れにより集中している文字や画面が揺れ、視覚情報と内耳で感知する情報にズレが生じやすくなるからです。そして、できれば進行方向に向いた座席に座るほうが乗り物酔いになりにくいでしょう。