子供が乗り物酔いをしやすいのには理由がある

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更新日:2014年05月01日

子供が乗り物酔いをしやすいのには理由がある

子供の頃は自動車で乗り物酔いしたのに大人になってからあまり酔わなくなった、友人の自動車に同乗すると酔ってしまうけど同じ道を自分が運転した場合は平気、という人もいます。なぜそんなことが起きるのでしょう。

乗り物酔いを起こしやすい年齢があった

乗り物酔いになりやすい年齢というものがあります。3歳前後の幼児期から乗り物酔いするようになり、小学校高学年から中学生時代が一番乗り物酔いしやすい年代になります。高校生になると徐々に減少していき20歳をすぎるとさらに減少していきます。そして40歳をすぎると再び増えてくる傾向にあります。40代~50代の乗り物酔いはストレスが原因だと言われています。また乳児は乗り物酔いをしませんが、ペットも乗り物酔いをします。犬の乗り物酔いのための商品も販売されています。
ストレスが原因と考えられている大人の乗り物酔いとは別に、子供に乗り物酔いが多い理由は、平衡感覚を司る内耳機能の発達と深く関係しています。まず赤ちゃんが乗り物酔いしないのは、まだ内耳機能が発達していないからだと考えられています。そして内耳の発達とともに乗り物酔いするようになります。また子供は頭が不安定なのも要因の一つになっています。内耳が発達し、高校生になったころからは、今度は色々な乗り物の揺れに慣れてくるために徐々に減少していきます。

同じ道でも自分で運転すると酔いにくく予防策に

車酔いの対策として、運転免許を持っているのであれば自分で運転してしまうというのも一つの予防策です。ドライバー自身が車酔いになったという話はあまり聞きません。車酔いの状態で運転するのは危ないですので、なりそうなときに休憩してしまうからだとも考えられますが、別にきちんとした理由があります。ドライバーは自分で運転するので次に車がどう動くか予測できます。そして運転している時は視線を安定させようとカーブ等では遠心力に負けないように無意識のうちに頭を動かさないようにしています。さらに運転に意識が集中するので車に酔う要因が同乗者に比べて遥かに少なくなっています。
ちなみに車よりも海釣り等で船に酔う人が多いというのは、車は横揺れが多いに対し船は縦揺れが多く、一般的に横揺れより縦揺れの方が酔いやすいためと言われています。

子供の乗り物酔い予防のための運転

同じ道なのに、母親が運転すると酔わない子供が、父親の運転では酔ってしまうということがあります。子供を車酔いをさせない運転という特別な方法があるわけではありませんが、ひと言でいうと安全でスムーズな運転を心がけるということになります。ドライバーには気にならない車の揺れも乗り物酔いしやすい子供には不快だったりする場合もあります。
子供の場合、一回酔った経験があると、また酔うんじゃないかという暗示になってしまう場合があります。飴を舐めさせるときに、この飴は酔いにくい飴だよというような暗示を与えることも、場合によっては有効なケースもあります。