病院でもらうパップ剤と市販のパップ剤

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更新日:2014年06月05日

病院でもらうパップ剤と市販のパップ剤

骨折や捻挫で病院や病院やクリニックに行くと処方されるパップ剤やプラスター剤等の貼り薬と、ちょっとした筋肉痛や打ち身の時に近くのドラッグストア等で買う市販の貼り薬は、違うのでしょうか。

病院やクリニックで処方されるパップ剤等

病院やクリニックで出される外用の鎮痛剤も市販のものと同じようにいろいろな剤形があります。ゲル・クリーム・軟膏・パップ・テープ(プラスター)等があります。
成分の種類でいうと、インドメタシン、ロキソプロフェン、ケトプロフェン、ジクロフェナク、フェルビナク、ピロキシカム、フルルビプロフェン等がありますが、非ステロイド抗炎症成分となっていて、痛みのもとプロスタグランジンの生成を抑えることによって鎮痛効果を発揮します。
関節痛・筋肉痛・腱鞘炎・肩こり・腰痛といった症状がある場合に処方されていて、特に慢性で長期に処方される場合は、パップ剤やプラスター剤の貼り薬が出されることが多くなっています。貼り薬については以前はほとんどパップ剤だったのが、水分を含まないはがれにくいプラスター(テープ)が開発されてよく使われるようになってきています。

ドラッグストアの市販の外用鎮痛消炎剤

ドラッグストアでもゲル・ローション・軟膏・スプレーに貼り薬といったようにいろいろな剤形の製品が市販されています。
成分としては鎮痛効果に優れたものとしては、鎮痛成分としてサリチル酸を主体としたもの、さらに鎮痛効果に優れた医療用からのスイッチ成分として非ステロイド鎮痛成分であるインドメタシン、ケトプロフェン、フェルビナク、ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウムを配合したものがあります。その他、外用消炎薬には、l-メントールやdl-カンフルなどの冷感成分、温感成分であるノニル酸ワニリルアミドや、抗炎症成分としてグリチルリチン酸等が配合されたりします。
また肩こりや筋肉痛に対しては、末梢循環血流改善作用があるとされるビタミンEを配合しているものや、炎症症状を抑えるためにクロルフェニラミンやジフェンヒドラミンといった皮膚から吸収される抗ヒスタミン成分を配合しているものもあります。

医療用のパップと市販薬のパップ

医療用の貼り薬からOTCにスイッチされた痛み止めの外用鎮痛薬成分は、インドメタシン、ケトプロフェン、フェルビナク、ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウムがあり、医療用と全く成分・濃度が同じものが処方箋なしでドラッグストアでも購入できます。
成分も濃度も同じということであれば医療用パップを使用しても市販薬のパップを使用しても同じですが、特に外傷もないのに徐々に痛みがひどくなってくるとか、耐えられない痛みだったりした場合は、まずは医療機関を受診するようにしてください。単に運動等によって起こってきているのではなく内臓疾患からきている痛みの場合もあります。