外用鎮痛剤のパップ剤を使うときの留意点

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更新日:2014年07月10日

外用鎮痛剤のパップ剤を使うときの留意点

外用剤にもいろいろと使用に対しての注意があります。副作用も起きることがあるので、それらをしっかりと理解し、間違いがないように薬を上手に活用することが大切です。

アレルギーに特に注意しなければいけない外用鎮痛剤

アレルギーは食品をはじめいろいろなもので起こりますが、外用鎮痛剤の中で特にアレルギーに注意したいのが非ステロイド鎮痛成分を含んでいるものです。これらは接触性皮膚炎の他に光線過敏症を引き起こす可能性があります。
光線過敏症は、日光にあたることで皮膚に異常な皮膚反応が起こってしまうもので顔や首、手の甲など日光に当たる部分に湿疹がみられます。ケトプロフェン、ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウム等の成分は注意が必要です。インドメタシンやフェルビナクでも発疹やかゆみ・かぶれ等が起こることがあります。
また非ステロイド鎮痛剤は、喘息発作を誘発するおそれがあるので、喘息の人も控えるようにしましょう。特にケトプロフェンが配合されている製品を使用している場合は、戸外活動を避け、日常の外出時も薬を使用している部位はサポーター等で覆い紫外線に当てないようにします。

妊娠中に使ってはいけないパップ剤がある?

内服薬ほどではありませんが、外用剤でも成分が皮膚から浸透して血液中に入りますので、薬の使用に際しては慎重にしたほうがよいでしょう。特に妊娠3ヵ月位までと妊娠末期は胎児への影響を考えないといけない時期なので、医師に相談するようにしましょう。
非ステロイド鎮痛剤が配合されている市販薬は、妊娠又は妊娠していると思われる人は医師・薬剤師に相談する旨の注意が記載されており、成分や製品によっては、妊娠又は妊娠していると思われる人は使わないこととされています。

外用の鎮痛剤には使ってはいけない場所がある

貼り薬のみならず塗り薬についても、目の周囲や粘膜、湿疹・かぶれ・ただれがある場所、傷口等には使うことができません。これらの部位に使うと異常な刺激感や強い痛みが起こることがあります。サリチル酸メチルやサリチル酸グリコールを傷口や粘膜に使用すると、速やかに吸収され頭痛や吐き気などの全身症状が起こる可能性があります。

温感成分が入ったパップの留意事項

トウガラシ・カプサイシン等の温感成分が配合されているパップについては、貼ったところをコタツや電気毛布、カイロなどで温めないでください。腰痛などで温感パップを貼った上から電気毛布などで温めると、温感刺激が強くなり灼熱感や紅斑ができてしまうことがあります。
また温感パップは風呂に入ったり熱いシャワーを浴びる30分~1時間前までにははがすようにしてください。そうしないとパップを貼ってあった場所に灼熱感や痛みを覚える場合があります。