受診したほうがいい湿疹・皮膚炎とは

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更新日:2014年07月21日

受診したほうがいい湿疹・皮膚炎とは

湿疹・皮膚炎は、その治療薬として多くの市販の外用薬がドラッグストア等に並んでいます。しかし場合によっては皮膚科の診療を受けたほうがよい場合もあり、その見極めをすることも大切です。

市販の外用薬でケアできる範囲とは

市販の外用薬を用いてケアしていける範囲としては、主にかゆみを伴う丘疹・紅斑・びらん等で、限局する点状の発疹です。全身性の発疹やかゆみではなく痛みを伴うような場合は、ウイルス性や細菌性の皮膚疾患・全身性疾患の可能性もあるので、一度皮膚科で診療を受けることをお奨めします。
皮膚にできる「斑」は、いろいろな原因によって皮膚の表面の色が変化したもので、紫斑、赤、茶褐色、白、青など、さまざまな斑があります。
その中で市販薬での治療の範囲となる紅斑(こうはん)は、皮膚が炎症の初期に血流がさかんになったことによって紅潮して起こるものです。紅斑は患部に透明なガラス等を押し上げると赤味が消えるのが特徴です。
丘疹(きゅうしん)は読んで字のごとく丘のように半球状、円錐状、又は扁平な限局性に隆起したもので大きさは米粒大からエンドウ豆大(直径5~10mm)くらいまでのものを言います。

かゆい湿疹を引き起こす可能性のある物質

湿疹・皮膚炎は、肌がいろいろなものと接触することによって、その刺激やアレルギー反応によって起こってくる場合があります。皮膚科を受診する際には、湿疹の原因となっている可能性の排除ということで、最近の生活の中で、新たに変えたものや使用したものがないかどうかを質問される場合もあるかもしれません。もしかしたら、そういったものが原因で湿疹・皮膚炎が起こっている場合があります。湿疹や皮膚炎を引き起こす可能性があるものを頭に入れておくと良いでしょう。
日常生活の中で湿疹によるかゆみを引き起こす可能性が高いものとしては、ペパーミントやチョウジ油が入った洗口液、サンスクリーン剤、染毛剤、ラウリル硫酸ナトリウム等を含む洗剤などがあります。さらにコバルト・金・ニッケル等の貴金属のアクセサリーの接触によって起こることもあります。
湿疹・皮膚炎でこのような原因がある場合は、しっかりとつきとめておく必要があります。そうでないとせっかく治療しても原因が取り除かれなければ、また同じことを繰り返すことになってしまいます。

薬疹の場合は原因薬を中止して皮膚科を受診

市販の外用の湿疹・皮膚炎薬が適応とならないものの代表には薬疹があります。これは薬の副作用により起こっていますので、原因となっている薬を止めて医療機関を受診しステロイドなどでの治療を受ける必要があります。今までに飲んだことがない薬を飲み始めて湿疹が起きた場合、薬を飲むと同じような所に湿疹ができるといったような場合は、まず薬疹を疑います。