かゆみがつらい虫刺されに有用な市販薬

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更新日:2014年07月31日

かゆみがつらい虫刺されに有用な市販薬

蚊に刺されたけれど、とにかくこのかゆみをどうにかしたいと思うのが虫刺されです。たかが虫刺されとあなどるなかれ、かきこわして細菌感染なんていうこともあります。小さい子供は特に注意です。

レジャーでは虫よけだけでなく、虫刺されのお薬も

蚊に刺された場合は、刺された直後からかゆみを感じはじめ、時にはがまんできないほどの強いかゆみになります。虫刺されは、かきこわして細菌感染を起こしてしまうことは避けなければなりません。従って虫刺されの場合は、とにかくなるべく早くかゆみを抑えることが大切です。
よくレジャーで虫除け対策等で忌避剤(虫よけ)等を用意している人がいますが、できれば虫に刺された場合、すぐに応急処置ができるように、虫刺されに効く塗り薬なども用意しておくことをお奨めします。ジフェンヒドラミン等の抗ヒスタミン剤を配合したものか、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾロンといった外用ステロイド剤を用います。

家にいても安心できない虫刺され

虫刺されというと、夏外出してヤブ蚊に刺されるというイメージをもっておられる方もおられますが、実は家にいても安心できません。虫刺されは何も蚊だけではなく家の中にもダニ・ノミが潜んでいます。腹部や太ももなどやわらかいところにかゆみとともに赤みを生じることが多く、これらはしつこいかゆみがありますので、外用ステロイド剤などでかゆみを抑えることが大切です。
部屋の掃除や布団干しといったことも予防策として大切です。たまに疥癬(かいせん)といってぶつぶつしたかゆみのある丘疹が全身に見られるヒゼンダニによって起こる感染症がありますが、この場合は感染症ですのでステロイドを使うと悪化してしまいます。このケースはクロタミトンという痒み止めが入った薬が有効ですが、ステロイドも配合されている場合は使えませんので、皮膚科や薬局に相談することをお奨めします。

君子危うきに近寄らず、危険な虫に注意

スズメバチは8月から10月が活動期でこの時期は特に注意が必要です。黒系の服や帽子で巣に近づくと非常に危険です。刺されたら針のついていない注射器等で毒を吸い出し、刺された場所を冷やして心臓より高くして病院へ行きます。口で毒を吸い出すようなことはしないようにしてください。ショックを起こす場合がありますので、刺されたら至急救急車を呼ぶようにしてください。
ブヨは猛烈にかゆく、痛みを伴い赤黒く腫れが残ったりします。発熱する場合もあります。熱を持っている場合は冷やし、早めに外用ステロイドなどでかゆみを抑え、かゆみや腫れがひかない場合は皮膚科を受診してください。
マダニは5月から8月にかけて活発化します。刺されているのが分かったらば、無理をせず皮膚科を受診するようにしてください。怖いのは刺されても最初は軽いかゆみや痛みだけで気がつかない場合があることです。吸血によって大きくなると血豆のように皮膚が腫れます。
特にスズメバチやマダニに関しては、下手をすると命にかかわる虫なので、刺された場合の応急処置が大切になってきますが、まずはそういった虫に遭遇しないように注意することが一番重要です。