湿疹・皮膚炎の薬の使用で注意すべき人

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更新日:2014年08月18日

湿疹・皮膚炎の薬の使用で注意すべき人

湿疹・皮膚炎の薬は外用剤ですが、使用にあたり注意すべき人がいます。薬は正しく使わないと副作用を起こしやすくなり、ステロイド剤の場合は間違った使い方をすると皮膚感染をひどくしたりします。

湿疹・皮膚炎に使う外用ステロイド剤での注意点

ます外用のステロイド剤ですが、使ってはいけない場所があります。それは化膿している場所、目や目の周囲です。化膿している場所に使うと皮膚の抵抗力が低下し、皮膚感染症を誘発しやすくなります。目や目の周囲は眼圧を亢進して緑内障を起こしやすくします。ステロイドでアレルギーを起こしたことがある人は、医師や薬剤師に十分その旨を話すようにしてください。
ステロイド剤は擦り込まず軽く薄くサラッと塗る感じで塗り、塗りすぎに注意します。横から見て薄く光っている程度の量で十分効果があります。特に吸収がよい顔などは塗りすぎに注意します。また5~6日もすれば良くなりますので、それでも症状が改善しない場合は、だらだらと使い続けたりせずに、皮膚科を受診するようにします。
ステロイド剤は広範囲には使用しないようにします。広範囲に使用すると全身的副作用が出やすくなるからで、目安としては自分の手の平5枚分を目安に、これを超えるような場合は皮膚科を受診するようにします。ステロイド剤を塗ったところをラップやフィルムで覆って密封するようなことは控えてください。もし行う場合は必ず皮膚科等の指示に従ってください。

湿疹・皮膚炎に使うウフェナマートやブフェキサマクの注意点

ウフェナマートやブフェキサマクは、ステロイドではないので、顔面に使用する場合や小児・高齢者といった方でステロイドをなるべく控えたい時によく使われたりします。しかし接触性皮膚炎や光線過敏症を引き起こす可能性もありますので、もし使用していて新たに発疹・発赤、かゆみが現れたり、ヒリヒリとした刺激感が出てきた場合は、速やかに使用をやめ、皮膚科や薬局に相談するようにします。
ウフェナマートもブフェキサマクも抗炎症作用があり、これによってかゆみを抑えます。過去にこれらの成分でアレルギーを起こしたことがある人は使用しないようにし、5~6日間使用して改善がない場合はだらだらと使わないようにします。

気になる妊娠中の湿疹・皮膚炎薬の安全性

妊娠中は避けたほうがよい外用の湿疹・皮膚炎薬はステロイド剤とウフェナマートやブフェキサマクです。これらの成分は妊娠中において大量又は広範囲に使用した場合の安全性が確立していないという理由から、できるだけ使用を避けるようにします。また、これらの成分を使用している時に授乳することも安全性が確立していないという理由から避けたほうがよいでしょう。