飲んで湿疹に効くL-システイン製剤

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更新日:2014年08月21日

飲んで湿疹に効くL-システイン製剤

皮膚疾患というと外用剤で治療するというイメージが強いと思います。漢方薬でもない内服の市販薬で湿疹やじんましんに効果がL-システイン製剤というものがあります。

いろいろな作用があるアミノ酸L-システインの力

ドラッグストアには、飲んで湿疹・じんましんをケアする薬があります。飲んで湿疹やじんましんをケアというと漢方薬を連想しますが、実は漢方薬以外にも飲んで湿疹やじんましんをケアする薬があります。それはL-システイン製剤です。
L-システイン製剤はシミやそばかすの薬として人気があるもので、ドラッグストアでもシミ・そばかすの薬のコーナーに置かれています。パッケージにL-システイン製剤と書かれている製品を手にとってみると、「効能・効果」に、しみ・そばかす・日やけなどの色素沈着症、にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけといった皮膚に関連した症状以外にも 全身倦怠、二日酔という効能までついています。
こう考えるとL-システイン製剤は、これだけで、体がだるくて疲れているとき、二日酔いの時にも、シミ・そばかすが気になるときにも、湿疹・じんましんがある時にも有効な製品です。

いろいろな作用があるアミノ酸L-システインの力

L-システイン製剤が二日酔に効くのはアルコールやアセトアルデヒドを分解する酵素の働きを助けるため、全身倦怠にいいのは、エネルギーサイクルにはたらいている酵素の働きを活性化するため、シミ・そばかすに効くのはメラニンが作り出されるのを抑えるためです。
にきび、湿疹、じんましん、かぶら、くすりまけといったものについては、L-システインが皮膚組織の中で肌の新陳代謝に必要なエネルギーを産み出すのを促進し、それにより肌の新陳代謝が改善されることによって、肌の表面にできている湿疹や皮膚炎が改善されます。今あるつらいかゆみについては、外用ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を用い、それと並行して湿疹・じんましんに使ってみるといった使い方がお奨めです。

肌の新陳代謝を改善することで湿疹・じんましんに効く

L-システイン製剤は、L-システインの他にビタミンCやパントテン酸といったビタミンが配合されていることがあります。いずれにしろ体の中で合成されて利用されている生体成分のアミノ酸やビタミンなので、妊娠中でも授乳中でも利用することができます。
L-システイン製剤は、湿疹・皮膚炎で一番つらい症状であるかゆみに直接効くわけではなく、体の内側からじっくりと症状がある部分の皮膚の新陳代謝を改善して、湿疹やじんましんが消えていくのを早めてくれます。