体の内側から肌荒れに効くビタミン剤

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更新日:2014年09月04日

体の内側から肌荒れに効くビタミン剤

美容とビタミンの関係というと、よくお肌に塗ることで、メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐビタミンC等を連想する人が多いと思いますが、ビタミンは口から摂ることでも美容に貢献します。

お肌の健康維持に大切なビタミンのいろいろ

皮膚の健康維持ということを考えると、ビタミンを一定量とることは非常に有用であることが分かっていて、一定量のビタミンを1日の目安量の中に含んでいる食品は、ビタミンの栄養機能表示ができるようになっています。
「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」という表示ができるビタミンは、ビタミンA、ビタミンB1・B2・B6、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸、ビタミンCで、ビタミンEは「細胞の健康維持を助ける栄養素」という表示ができることになっています。
このようにサプリメントを用いてビタミンを口から摂取することは、美容にとって非常に有用です。

肌荒れやにきびのお薬に使われているビタミンB2・B6

ビタミンの中でも特にビタミンB2・B6は、肌荒れに効果があるものとして、医薬品でも積極的に利用されています。
ビタミンB2は不足すると、エネルギー産生や脂質代謝の力が低下し、細胞の正常な成長が影響を受けてしまいます。口角炎・口内炎・結膜炎・角膜炎といったように粘膜が影響を受けると同時に、皮膚炎などが起こりやすくなります。
ビタミンB6も同様に、不足すると口内炎・口角炎・皮膚炎・脱力感等の症状がでてきます。
ビタミンCは肌の弾力にも大きな影響を与えているコラーゲンの生成に深く関与するだけでなく、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防いだり緩和したりする働きがあります。

塗る薬用化粧品の肌荒れと飲む医薬品の肌荒れの違い

外用の薬用化粧品を買うと、パッケージや添付文書に効能・効果として「肌あれ」という文字があります。一方、ビタミンB2・B6を主体とした飲むビタミン剤を買うと、「肌あれの緩和」という効能・効果があることがわかります。
実は、文字では同じ「肌あれ」なのですが、微妙にニュアンスが違います。薬用化粧品でいう「肌あれ」は肌の表面の角質のキメが多少乱れている状態の時に用いられます。医薬品でいうところの「肌あれ」は、皮膚が炎症を起こしたり、何らかの原因で肌の新陳代謝がうまくいかずなかなか肌にでてしまっている症状が治まらないというような時に使用されます。つまり薬用化粧品でいう肌あれは、肌の表面がカサカサしてキメが乱れている状態、医薬品を適応する肌あれは、炎症や湿疹などの疾患で肌が荒れた状態と考えてよいと思います。