生理用品タンポンに関する疑問と注意

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更新日:2014年11月06日

生理用品タンポンに関する疑問と注意

タンポンは生理用品で膣内に入れるものなので、滅菌医療機器として衛生的に取り扱う必要があります。取り扱いに関しても注意を払う点があるので、製品の説明書をよく読むようにしてください。

タンポンを買うときのポイントと保管方法

タンポンの製品表示は薬事法に基づいていますが、トキシックショック症候群(TSS)のリスクを減らすために『TSSのリスクを減らすために、経血量にあわせた製品を使用することをお勧めします。長時間のご使用・連続使用は控えて下さい。』という注意書きが記載されています。
さらに、日本衛生材料工業会基準に基づく表示として、そのタンポンの使用に適した経血量の目安が記載されています。量が少なめの場合は「ライト」、普通の場合は「レギュラー」、多めの場合は「スーパー」、かなり多めの場合は「スーパープラス」となっています。
経血量は個人差もあり、月経の状態によっても変化します。いったいどうやって適したタイプを見つけるのだろうという疑問もあるかと思います。目安としては、使用したタンポンが漏れを起こしている場合は、タイプを一つアップし、逆にタンポンに白い部分があり取り出しにくい場合は、タイプを一つダウンするとよいでしょう。
タンポンは生理用品ですので、清潔に保管することが大切です。滅菌された状態でしっかりと包装されていますので、基本的には詰め替えたりしないでください。タンポンは経血を吸収するため水分の吸収力が大きくなっていますので、どうしても詰め替えるという場合は、十分に乾燥したフタ付きの容器に入れるなどの注意を払い、洗面所やお風呂等の水気の多い場所での保管は避けるようにします。

使用済みのタンポンの処理の仕方について

使った後のタンポンの処理はどうしているでしょうか。「使用済みのタンポンは水洗トイレに流しちゃいけないと思うんだけど、どうやって処理したらいいのか?」という疑問もあるかと思います。
結論を言うと、もちろん水に溶けないのでトイレに流してはいけません。タンポン本体は脱脂綿等なので配水管等を詰まらす原因になります。紙に包むなどして可燃ゴミとして出すようにします。アプリケーターやフィンガーベール等でプラスチック製の部分がある場合は、基本的には可燃ゴミで良いかと思いますが、自治体によってはルールがある場合は指示に従うようにします。

タンポン交換のタイミングと水泳・入浴

水泳・入浴によってタンポンは濡れてしまうのでしょうか。膣の中に入れて膨らんだタンポンは、膣口が括約筋によって閉じられているため、経血が漏れてきたり、逆に水が入ったりすることはなく、プールやお風呂に入っても問題ありません。特に入浴や水泳の時は膣口はぴったりと閉じるようになっているため、体内に水が入ってくる心配はありませんし、ヒモは防水加工されています。
しかし、長い間タンポンを挿入しておいたままにしておくのは衛生上好ましくなく、トキシックショック症候群(TSS)を防ぐためにも注意しなければいけません。また、タンポンは経血がなければ使用は止めます。月経日数・経血量等個人差はありますが長時間の使用をせず、1日3回以上は取り替えるようにし、添付文書の注意に従い、4~8時間で交換する等の注意を守るようにします。