対人に使われるウェットティッシュと紙おしぼり

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更新日:2014年11月27日

対人に使われるウェットティッシュと紙おしぼり

衛生用品には、ウエットワイパー類があり、器具などに使う対物のものと、人に使われる対人のものがあります。対人に使われるものには、ウェットティッシュや紙おしぼりといったものがあります。

雑貨品と化粧品の両方があるウェットティッシュ

対人用に使われるウェットティッシュには、雑貨品となる普通のウェットティッシュや除菌用ウェットティッシュと、化粧品となる赤ちゃん用おしりふきや化粧用ウェットティッシュがあります。
メイク落としやフェイシャルペーパー、保湿シート等の化粧用のものは、もちろん化粧が目的なので化粧品になるのはわかりますが、それ以外は皮膚が弱い乳幼児を対象としているかどうかで雑貨品か化粧品かに分かれます。
赤ちゃん対象の赤ちゃんのおしりふきは化粧品で、介護用おしりふきは大人用なので雑貨品になります。基本的には汚れを拭き取るもので眼や粘膜、傷口に使うことはできません。また「殺菌」や「消毒」といった文字を使った広告もできません。ウェットティッシュに染みこまされている液は、化粧品で使われる範囲のもので、皮膚に対する安全性に支障がないものが使用されています。
製品のタイプをみると、上から1枚ずつ取り出せるボトルタイプ、ピロー包装タイプ、ボックスタイプ等があります。多くの製品は不織布としてレーヨン又はレーヨンとポリエステルの混合したものが使われています。染みこましてある液には、水のほかカビ等の防止目的で防腐剤、手荒れ防止の目的で保湿剤、清拭目的で清浄成分等が配合されています。

人の手指の汚れを取る紙おしぼりの特徴

紙おしぼりは、人の手指の汚れを取ることを目的としたもので、天然素材であるパルプやコットン、化学繊維としてレーヨン等が不織布として用いられていて、その不織布に防腐剤やアルコール等が染みこまされています。表示は「紙おしぼり」又は「お手ふき」となります。
製品の中にwwマークといって、wwのロゴに「日本清浄紙綿類工業会」という文字が入ったマークが入っている製品がありますが、これは春と秋の年2回、日本食品衛生協会で品質試験を行い合格している製品を意味しています。業界団体で自主的に決めているマークですが、品質を確認する1つの判断材料になります。

よく見かける「除菌」の文字が使えるケース

よく雑貨品に「除菌」等と記載されていたりしますが、「除菌」という文字は対人に使うケースには用いられません。ウェットティッシュには、対人に使うもの以外に対物に使われるものがあり、テーブル、ドアノブ、キッチン周り等の比較的汚れの少ない部分に対しては、『除菌』という言葉が使用できます。従って対人のウェットティッシュや紙おしぼりには使うことができません。
「除菌とは、対象とする部分(手指等の身体部分は含まない)を拭き取ることにより増殖可能な細菌数を有効量減少させること」となっていて、たとえ対物のものに使うとしても除菌効果についての基準が設けられていて、その基準に適合してものでなければ使用することがでません。