摂取カロリーを抑えた商品の表示 

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更新日:2014年12月25日

摂取カロリーを抑えた商品の表示 

健康食品の場合、脂肪燃焼させたり、脂肪を分解したり、糖質の吸収を抑えたりすることを表現することは薬事法にひっかかる可能性が大きいですが、カロリーを抑えることでダイエットできる旨の表現は可能です。

きちんと見分けることが大切なカロリー表示

ダイエット製品をよく見ると、低カロリー、カロリーひかえめ、カロリー少なめ、カロリーオフ、カロリーライト等の記載があることがあります。これらの表示を行うことができる食品は、カロリーが一定の範囲に入っていることが条件になっています。
固体の製品で重量で計るようなものは、100gあたりのカロリーが40kcal以下の商品でないと、低カロリーなどの表現をすることができません。液体の場合は100mLあたりのカロリーが20kcal以下の商品につけることができます。そして「ダイエット」の表示コピーについても、この条件満たしている必要があります。「低カロリー」等の表示は栄養強調表示といって、こういった強調表示をした場合、栄養成分表示をしなければいけません。これは商品100gあたり、又は100mLあたり、又は商品1単位あたりのカロリー数を記載しなければならないルールになっています。カロリー以外にも、糖質・蛋白質・脂質・ナトリウムの量を記載することが義務づけられています。
したがって、これらの栄養素とカロリーがどのくらいなのか数値でみることができるようになっています。例えば同じ「カロリーオフ」と記載してあったとしても、100gあたり10kcalの製品もあれば、40kcalの製品もあるということですので、栄養成分表示のカロリー欄も確認するとよいでしょう。

実は2通りあったカロリーの栄養強調表示

ダイエット製品の表示をみてみると、カロリー低減、カロリーカット、カロリーハーフといったようなコピーを見ることがあると思いますが、これらは100gあたり40kcalを超えている製品があります。実はカロリーの栄養強調表示には2通りあって、1つは100gあたり40kcal以下というように絶対値での基準を満たすもので、絶対表示と言われています。それともう1つは、比較対象商品との成分量の差が100gあたり40kcal以上低減しているというような相対表示があります。これは普段よく食べられているような牛乳とかマーガリンみたいなもので記載されていたりします。

カロリーは直接測定ではなく計算で算出している

現在日本では、食品のエネルギー表示は、カロリーメーターを使って測定するのではなく、蛋白質、脂質を定量し、炭水化物を計算し、それぞれにアトウォーター係数という係数をかけて総和を出して計算していて、その値が表示されています。アトウォーター係数は、蛋白質が4kcal/g、脂質が9kcal/g、炭水化物が4kcal/gとなっています。
しかし、炭水化物の中には、難消化性の糖アルコールやオリゴ糖、食物繊維等があり、その場合はそれぞれ成分を分析し、0~3kcal/gをかけますので、カロリーが少なくなります。またクエン酸等の有機酸は3kcal/g、アルコールは7kcal/gで計算されることがあります。