カロリーゼロとカロリーオフはどう違う?

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更新日:2015年01月08日

カロリーゼロとカロリーオフはどう違う?

よくダイエット関連の商品をみると、パッケージの表面に「カロリーゼロ」とか「ノンカロリー」というような表示があります。しかし、実際にはごくわずかですがカロリーがあるケースが多くなっています。

ノンカロリーとカロリーオフってどちらのカロリーが低い?


ダイエット食品のカロリー表示にはいろいろな文言があります。ノンカロリーとカロリーオフについては、通常はノンカロリーの方がカロリーが低いといえます。
カロリーオフは、低カロリーと同じで100gあたりのカロリーが40kcal以下、又は100mLあたりのカロリーが20kcal以下の商品ということになりますが、ノンカロリーはカロリーゼロ、ゼロカロリー、無カロリー、カロリーレス、カロリーフリーと同様に0kcalと表示できるカロリー量しかないということになります。100g又は100mLあたり5kcal未満であれば、0kcalとすることができます。
「通常は」と断ったのは、もちろん1kcalでカロリーオフとしても問題ありませんし、3kcalでノンカロリーとしてもかまわないからです。しかし、通常は1kcalであればカロリーオフより効果的なイメージを与えられるノンカロリーと表示すると思われますので、普通はノンカロリーの商品のほうがカロリーが低いと言えるでしょう。

注意したいカロリーゼロでも0kcalではない

ダイエット食品をはじめ、食品の表示をみると、ノンカロリー、カロリーゼロ、ゼロカロリー、無カロリー、カロリーレス、カロリーフリーといった表示がありますが、これらはいずれカロリーゼロという意味の表示になっています。しかし、100g又は100mLあたり5kcal未満であれば、0kcalとすることができるので、ノンカロリーやカロリーゼロという表示がったとしても必ずしも0kcalとは限りません。
例えば、飲料の中には『ゼロ』という表示があったとしても、実際にはカロリーが100mLあたり2kcalあったりしても、カロリーゼロと表示できるのです。カロリーは炭水化物の量×4kcal/g、脂質の量×9kcal/g、蛋白質×4kcal/gの総和になりますが、蛋白質や脂質、炭水化物が0gでないのにカロリーがゼロになっているものは、実際はカロリーがごくわずかですがあるにもかかわらず100mLで5kcal未満なのでゼロ表示をしていることになります。

ゼロカロリーの飲料を500mLで25kcal近いカロリー

ダイエット商品で「ゼロ」を強調するために、5kcal未満ギリギリの例えば100mLで4.9kcalの商品があったとして、これに「ゼロカロリー」と表示することは可能で、健康増進法による栄養成分表示では問題ないことになります。4.9kcalだとすると、500mLその飲料を飲むと 24.5kcalのカロリーを摂取していることになります。これは砂糖を6g舐めた場合のカロリーが24kcalになりますので、それに匹敵することになります。どんなに「ゼロカロリー」表示だからといって、水やお茶でもない飲料を大量にがぶ飲みすると、知らないうちにカロリーを摂ってしまう可能性があるのです。
キャッチコピーだけでなく、栄養成分表示も0kcal表示になっていますが、もし蛋白質、脂質、炭水化物あるいは糖質という栄養成分が0gの表示になっていない場合は、多少カロリーがあると思ってよいでしょう。また、これらが全て0gだとしてもカロリーがゼロとは限りません。しかし、0gでない商品よりはカロリーが少ない可能性が高いと考えられます。