BCAA(分岐鎖アミノ酸)と持久運動

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更新日:2015年01月19日

BCAA(分岐鎖アミノ酸)と持久運動

ダイエットには体脂肪を燃焼するための運動が必要になってきます。そして、ダイエットでは基礎代謝量を上げることが大切ですが、そのための筋肉をつけるのに必要なのがBCAA(分岐鎖アミノ酸)です。

ダイエットに欠かせない運動に必要なBCAA

BCAA(branched-chain amino acids)は、分枝鎖アミノ酸バリン・ロイシン・イソロイシンの3つのアミノ酸の総称です。ともに体内で合成することができない必須アミノ酸で、筋肉でエネルギー源になります。
また、アスリートの間では、パワーアップや持久力アップのために好んで摂られるようになっています。蛋白質の合成を促進させるためには、バリン:ロイシン:イソロイシンを1:2:1の割合で摂取すると良いでしょう。
BCAAの特徴としては、筋肉の蛋白質を構成するのに多く使われています。そして、ダイエットにも欠かせません。運動時に重要な働きを担い、運動による疲労感の軽減や持久量の向上にも役立つことが知られています。

ダイエット時にBCAAから生成されるケトン体

ダイエットの方法は、大きくわけて2通りあります。1つは食事制限です。入ってくるカロリーを、使うカロリーよりも少なくすれば、体脂肪が減り、体重は落ちてきます。もう1つが運動です。運動により糖や脂肪を燃焼させます。
ダイエットなどで食事制限をしていたり、運動をしていると、糖がエネルギーとして使用され、枯渇してきます。すると、肝臓で脂肪酸からケトン体(アセトン・アセト酢酸・D-3ヒドロキシ酪酸野総称)が生成してきて、これが糖に代わってのエネルギー源となっていますが、この途中の過程でBCAAが関与していて消費されます。

燃焼系アミノ酸BCAAとダイエット

BCAAは燃焼系アミノ酸と言われたり、ダイエットアミノ酸と言われたりします。これは筋肉を構成しているアミノ酸の30~40%はBCAAになっていて、運動後に筋肉が修復するのに必要となります。BCAAはケトン体をつくりエネルギー源とすることで、グリコーゲンを温存してくれ、そのため特に持久力を必要とする運動に必要です。つまり、脂肪燃焼のため長時間ランニングなどの有酸素運動を行う場合には欠かせません。特に持久運動の前に飲むと、グリコーゲンの消費量を減らすことができ、筋肉のエネルギー源になってくれます。
筋肉構成アミノ酸であるBCAAは、筋肉疲労に対しても有用です。ダイエットには脂肪を燃焼させるために長時間の有酸素運動を行う必要がありますが、BCAAはこのときのエネルギーを補助し有酸素運動がスムーズに行えるようにしてくれます。長時間運動する前にビタミンなどとともに摂るとよいでしょう。