OTC医薬品のビタミン剤の種類

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更新日:2015年01月26日

OTC医薬品のビタミン剤の種類

市販されているOTC医薬品のビタミン剤には、ビタミンB1・B2・B6を主体としてビタミン含有保健薬の他に、ビタミンB1等の個々のビタミンを主薬としたものもあり、効能も違っています。

1種類ではないOTC医薬品のビタミン剤

ドリンク剤のビタミン剤というと滋養強壮の効能をもったビタミン含有保健剤が思い浮かびますが、市販の医薬品のビタミン剤は、これ以外にも種類があり、効能も少し変わってきます。
ビタミンを含有する滋養強壮保健薬というカテゴリーで考えると、ビタミン主薬製剤、ビタミン含有保健薬に大きく分けられますが、ビタミン主薬製剤は、ビタミンA主薬製剤、ビタミンE主薬製剤、ビタミンD主薬製剤、ビタミンC主薬製剤、ビタミンB1主薬製剤といったようにいろいろな種類の主薬製剤があり、効能も違ってきます。
ただ、必ず該当するビタミンの補給に関連した効能があります。例えば、ビタミンB1主薬製剤は「肉体疲労時・妊娠授乳期・病中病後の体力低下時のビタミンB1補給」というような感じになっています。

1本飲みきりタイプであるドリンク剤のビタミン剤

ドリンク剤ということでしぼってみると、ビタミンA・D・Eは脂溶性ビタミンで水に溶けにくいのでこれらのビタミン主薬製剤は、ドリンク剤よりも錠剤やカプセル剤の開発が進んでいます。
ビタミンB1主薬のドリンク剤は、神経痛・筋肉痛・関節痛といった肩こり・腰痛の他、眼精疲労に効果がある、目・肩・腰のためのビタミンです。
ビタミンB2・B6主薬のドリンク剤は、口角炎・口唇炎・湿疹・皮膚炎・にきび・肌あれ等を緩和する肌のためのビタミンです。
ビタミンCは酸っぱい味からドリンク剤の他に錠剤や顆粒剤としての開発が進んでいます。
ビタミンB12も水にやや溶けにくい上に光により分解しやすいので、ドリンク剤よりも錠剤としての開発が進んでいます。

ドリンク剤以外のビタミン剤の特徴的効能

脂溶性ビタミンやビタミンB12はドリンク剤としての開発にはあまり向いていないので、ドリンク剤がなかったり、あっても数えるほどしかなくメジャーになっていないビタミン剤がある程度です。
ビタミンAは目のビタミンと言われるとおり、ビタミンA主薬製剤のカプセル剤等は、目の乾燥感、夜盲症等に利用されます。
ビタミンD主薬製剤は、骨歯の発育不良、くる病の予防に用いられます。
ビタミンE主薬製剤は、手足の冷え・しびれ・肩や首すじのこりの緩和に利用されます。
神経のビタミンともいわれるビタミンB12が入ったものは、手足のしびれや神経痛に用いられます。
ビタミン剤、特に水溶性ビタミンは取りすぎても尿中に出ていくだけで害はないとされていますが、ビタミン剤を1ヵ月も飲んでいて症状の改善がみられない場合は、他のケアも考えたほうがよい場合もあるので、医師や薬剤師に相談するように記載があります。