リポビタンDとオロナミンCの違い

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更新日:2015年01月29日

リポビタンDとオロナミンCの違い

リポビタンDとオロナミンCは、ともによくCMで見かけるドリンク剤です。そして、そのコピーもリポビタンDは「ファイト一発!」、オロナミンCは「元気ハツラツ!」と滋養強壮的なものになっています。

リポビタンDとオロナミンCの一番の違い

どちらも体が元気になるようなコピーの両製品ですが、本質的な違いは何と言ってもカテゴリーになります。ドリンク剤は食品の栄養ドリンクと、医薬品のドリンク剤、それに販路の規制緩和により医薬品から移行された医薬部外品のドリンク剤の3種類があります。そして、食品の栄養ドリンクはさらに炭酸が入っている炭酸飲料と清涼飲料水に分類できます。
オロナミンCは食品であり、炭酸を含んでいるので瓶のラベルに「炭酸飲料」という記載が8ポイント以上の大きさの文字で大きく記載されています。
一方、リポビタンDは昔は医薬品でしたが、規制緩和により医薬部外品に移行された指定医薬部外品に該当するので、瓶のラベルに明瞭に見える大きさの文字で「指定医薬部外品」との記載があります。

リポビタンDとオロナミンCは該当する法律も違う

リポビタンDは指定医薬部外品ですので、規制による監視指導は薬事法により行われます。製品化には承認を取ることが必要です。さらにきちんとした許可を得た工場により、品質管理基準を満たした形で製造されて販売されます。販路については医薬品から規制緩和されたので、薬局やドラッグストア以外でもスーパー・コンビニ・自販機と、オロナミンC同様にどこでも販売できるようになりました。
オロナミンCは炭酸飲料ですので、規制による監視指導は食品衛生法を中心に行われます。製造には清涼飲料水製造業の許可が必要であり、食品としてきちんとした衛生管理基準のもとに製造されます。

食品のドリンクに炭酸が多い理由とは

食品のドリンクをみると、結構炭酸がはいったものがよく見られます。これはもちろん味の面でという部分は大きいのですが、炭酸を入れることでその刺激による清涼感やフレッシュ感を出すためともいえます。医薬品や医薬部外品のドリンクはこのスッキリ感を出すためにカフェインが配合されたりします。
医薬品にも食品にも利用できるビタミンや添加物を使って、同じ種類のビタミンを同じ量配合してドリンクを作った場合、一方は炭酸、もう一方は非炭酸とすると、非炭酸の方は承認をとることによって医薬品や医薬部外品として効能をうたえることができますが、炭酸を入れた場合は医薬品として認められなかったことから、ビタミン入りの炭酸飲料が多く開発されるようになりました。