三大栄養素、炭水化物・脂質・蛋白質について

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更新日:2015年02月16日

三大栄養素、炭水化物・脂質・蛋白質について

人間が生活していく中で必要不可欠なエネルギーですが、その元になっているのが、三大栄養素の炭水化物・脂質・蛋白質です。健康維持のためにはこれらをバランス良く栄養補給する必要があります。

活動エネルギーの元となっている炭水化物

炭水化物は、米や小麦、麺類など穀物に多く含まれていて、不足というよりも過剰摂取に注意しなければいけません。炭水化物の量は、医薬品や医薬部外品ではまず記載されていないため不明ですが、サプリでは製品コピー等でビタミンやミネラル、アミノ酸等特定の栄養成分について強調している場合は、必ず炭水化物の量が記載されていますし、そうでない場合も義務ではありませんが自主的に表示されているケースが多くなっています。

1日分のサプリに含まれる炭水化物の量はごくわずかですが、糖尿病等で糖分やカロリーを控えめにしている人は参考になるでしょう。炭水化物の中には食物繊維も含まれています。食物繊維が多いことを強調したいものは、別途食物繊維の量が記載されています。炭水化物の量は食物繊維+糖質の量になっています。人工甘味料などは糖類には該当しませんが、糖質には該当するので、カロリー計算では0kcal計算されたりしますが、炭水化物の量の中には含まれています。

人体を構成する蛋白質を構成するアミノ酸

私達の筋肉や皮膚、臓器や血液等を構成しているのが蛋白質で、この蛋白質は20種類のアミノ酸からできています。体の中には数千~数万種類と言われる蛋白質があり、それぞれがいろいろな機能を果たしています。蛋白質はいったんアミノ酸に分解されてから吸収されます。

サプリで蛋白質を摂った場合とアミノ酸で摂った場合は、蛋白質のほうがアミノ酸に分解されてから吸収される分、吸収はゆるやかと言えます。アミノ酸2~3個からなるオリゴペプチドは分解されずそのまま吸収され、そのブロックの形で蛋白合成に関与するので、利用しやすい蛋白質原料としてサプリで使われています。

アミノ酸の中で特に摂取が重要なのは、バリン・ロイシン・イソロイシン・トリプトファン・メチオニン・リジン・フェニルアラニン・スレオニン・ヒスチジンの9種類で、これらは必須アミノ酸と呼ばれ、体内で合成されないので食事やサプリなどで摂取することが大切です。

アミノ酸の摂取で大切なのはバランスで、アミノ酸は必要量に対して一番低いものの量しか活用されません。この法則は、リービッヒの最小律と言われていますが、例えばバリンが必要量の150%摂れていても、ロイシンが50%しか摂れていなければ、バリンも50%しか活用されないということになります。

脂質は体に悪いイメージがあるのですが

脂質は、体脂肪として体温を保ったり、筋肉や臓器を衝撃から守る役割があります。多く摂り過ぎると悪いというイメージがあります。摂りすぎると動脈硬化になったり、それが原因で心筋梗塞や脳卒中の原因とされています。

栄養成分表示としては、脂質の他に飽和脂肪酸やコレステロールについて一定以上の量未満であれば、ノンファットや低脂肪などの表示ができます。しかし一方、不飽和脂肪酸(分子の中に二重結合がある脂肪酸)は体内で他の脂肪酸から合成できないために摂取する必要がある脂肪酸で、オレイン酸のほかω-3系のリノレン酸・EPA・DHAと、ω-6系であるリノール酸・リノレン酸・ジホモ-γ-リノレン酸、アラキドン酸があります。

特にω-6系脂肪酸は1日に7~12g以上、ω-3系脂肪酸は、1日に2.0~2.9g以上必要とされていて、摂取が推奨されています。サプリでも必須脂肪酸の他に、サラサラ系としてEPAやDHAを配合したサプリが増えています。

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