抗酸化ビタミン・美肌ビタミン・神経ビタミン

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更新日:2015年02月23日

抗酸化ビタミン・美肌ビタミン・神経ビタミン

ビタミンには、用途によって相性がよいビタミンがあります。特に抗酸化作用があるビタミン、美肌によいとされるビタミン、神経のビタミンといったものがいくつかあり一緒に栄養補給することがお奨めです。

抗酸化ビタミンのビタミンA・C・Eの働き

抗酸化作用というと、活性酸素の働きを抑える働きのことで、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが代表的な抗酸化ビタミンです。細胞膜には不飽和脂肪酸が多く含まれていますが、不安定で活性酸素により酸化されやすくなっています。

酸化されると過酸化脂質となり、細胞が傷ついてしまいます。こういったことが血管内で起こると、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こします。また過酸化脂質を作ることにより、老化や免疫機能の低下等が起こります。よく天麩羅をあげていると、油の色が酸化して黒ずんできて、いかにも体に悪そうな感じになってきますが、まさにその油を酸化させる働きをするのが活性酸素で、抗酸化ビタミンはその働きを抑えてくれます。

ビタミンEは、不飽和脂肪酸の身代わりになることで、抗酸化作用を発揮します。しかし、やがてビタミンEは活性酸素により酸化されてしまいます。そこで登場するのがビタミンCで、ビタミンCは酸化してしまったビタミンEを元にもどしてあげる働きがあります。

こうしたことからも、ビタミンCとビタミンEをはじめ、抗酸化ビタミンは単独ではなく、一緒に取り入れるとより良い効果が期待できます。

多くの種類がある美肌ビタミンの働き

美肌ビタミンは、細胞の再生や粘膜を丈夫にしたり免疫力をアップしたり、皮膚や粘膜を整える働きがあるビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・ビオチン・ビタミンC・ビタミンAがあげられます。

ビタミンAは皮膚や粘膜を丈夫にすることでニキビの悪化や感染防止に役立ちます。ビタミンCは、肌の弾力と深い関係がるコラーゲン合成に関与するビタミンであり、メラニンの生成を抑える働きがあるので、シミ・そばかすなどの色素沈着にも効果を発揮します。

その他では、ビタミンB1は炭水化物からエネルギーを産生しますが、このエネルギーは肌代謝に使われ、肌の正常なターンオーバーの活力源であるエネルギーを供給します。ビタミンEはビタミンCとともに抗酸化作用があるので、肌の酸化を防ぎシミを緩和します。

神経ビタミンのビタミンB1・6・12の働き

神経ビタミンと呼ばれるビタミンを中心に配合したビタミン剤が、医薬品のビタミンB1・6・12主薬製剤です。その効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・手足のしびれ・眼精疲労の緩和となっていて、目・肩・腰に効くビタミン剤です。

ビタミンB1は、エネルギーサイクルであるTCA回路に働いて、炭水化物をエネルギーに変えて、神経や筋肉の機能維持に重要な役割を果たし、神経の情報伝達に関与します。水溶性ビタミンは調理時の水洗いで喪失しやすくなっています。医薬品のビタミン剤では、フルスルチアミン等のように吸収がよく神経や筋肉への移行性にすぐれたビタミンB1誘導体が使用されています。

ビタミンB6は、神経伝達物質であるアセチルコリン等の生成・分解などに関与しています。ビタミンB12は、神経を保護している神経鞘の生成・修復に関与していて、神経伝達物質の代謝に関与しています。

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