賢いドリンク剤の表示の見方と利用法

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更新日:2015年02月26日

賢いドリンク剤の表示の見方と利用法

栄養補給を目的としたドリンクには、医薬品・医薬部外品・食品の3つのカテゴリーのものがあります。医薬品・医薬部外品は薬事法、食品は食品衛生法による表示がされていて、記載されている項目が違います。

医薬品のドリンク剤の表示について

ドリンク剤は、医薬品・医薬部外品・食品と3つのカテゴリーにわたっているので、消費者が簡単に区別できるように販売名と一緒に見える位置に、「医薬品」、「清涼飲料水」等の文字が8ポイント以上で記載されています。医薬品の場合は配合されている成分によって、「第1類医薬品」、「第2類医薬品」、「第3類医薬品」の文字が記載されていますので、すぐにこれは医薬品なんだとわかります。

医薬品・医薬部外品の場合は、必ず製造販売元の記載があり、この製造販売元が承認を持っていて最終的な責任を負っています。医薬品・医薬部外品の場合は、配合されている全成分が記載されていて、効能に深く関係している有効成分については、1本中に含まれている量まで記載されています。

さらに食品と違い「効能・効果」「用法・用量」の記載があります。効能・効果で、肉体疲労時や風邪などの発熱性消耗性疾患時の栄養補給に効くということがわかり、用法・用量で1日1回1本を飲むというようなことがわかります。医薬品と医薬部外品のドリンク剤は、食品とは違い、賞味期限ではなく使用期限という形で日付の期限表示がされています。

医薬部外品のドリンク剤の表示について

医薬部外品のドリンク剤は、もともとは医薬品であったものが移行されたもので、医薬品と同様の表示になっています。唯一違うのが「医薬品」の文字の代わりに「指定医薬部外品」という文字が見やすい大きさで入っているところだけです。

食品のドリンク剤の表示について

食品のドリンク剤は、清涼飲料水・炭酸飲料になります。いずれにしても、その旨の表示が瓶のラベルなどに、原則8ポイント以上の大きさの文字で目立つように記載されていますのですぐにわかります。

食品の場合は、「効能・効果」「用法・用量」「有効成分」はありません。配合されている成分は、原則全成分表示することになっています。まずは原材料が多く含まれている順に記載され、そのあとに食品添加物が多い順に記載されています。一部pH調整剤や乳化剤は複数成分配合されていても、「pH調整剤」や「乳化剤」といったように一括表示できることになっています。

これとは別に、栄養補給が目的のドリンク剤の多くは、栄養成分表示があり、1本当たりの熱量・炭水化物・脂質・蛋白質・ナトリウムの量に加え、アピールした栄養素の量が記載されています。

医薬品等では、有効成分の配合量で、食品では栄養成分表示で、配合されているビタミンやミネラルの量を知ることができます。