疲れ(肉体疲労)と滋養強壮の関係とは

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更新日:2015年03月12日

疲れ(肉体疲労)と滋養強壮の関係とは

疲れ(肉体疲労)は、運動や仕事をすることでそのエネルギー源となっている肝臓や筋肉のグリコーゲンが消費されて、エネルギーの供給不足になることが一因なので、消耗したエネルギーの補充が必要になります。

疲れに効果的な滋養強壮成分とは

体が疲れてくると、頭重、肩こり、注意力散漫、脱力感、倦怠感等の症状がでてきて、作業能率が低下してしまいます。疲労回復のためには消耗したエネルギーを補充することが大切ですが、そのエネルギー源となるのが糖質・蛋白質・脂質であり、エネルギーサイクルに働いて効率的にエネルギー産生をサポートするのがビタミンやミネラルです。

私達が動くことができるのは、細胞のミトコンドリアの中で糖質などからエネルギーサイクルによってエネルギーを産生し、それによって筋肉が伸縮しているからです。摂取されたエネルギー源ともなる三大栄養素の糖質(炭水化物)・蛋白質・脂質は、体内でそれぞれブドウ糖・アミノ酸・脂肪酸・グリセロールにまで分解され、細胞の中でアセチルCoAという成分に代謝され、エネルギーサイクルであるTCAサイクルに入りエネルギーとなります。

主力なエネルギー源となるのは糖質で、グリコーゲンからアセチルCoAになるまでにもエネルギーが産生され、マグネシウムやビタミンB1・B2・B6、ナイアシンがこのとき消費されます。

滋養強壮剤のエネルギーサイクルでの役割

疲れに対して糖質等をとり、しっかりエネルギー補給するというのも疲労回復に大切ですが、体の中にエネルギー源として蓄えられているグリコーゲンや脂質から効率よくエネルギーを産生していくことも重要です。

糖質からTCAサイクルに入るまで、蛋白質や脂質からTCAサイクルに入ってくる経路においてもエネルギーは産生されます。そしてTCAサイクルに入り、さらにエネルギーを生成していきます。これら代謝がうまくいくことで生命活動に必要なエネルギーを作り出していくのですが、三大栄養素が足りずにエネルギーの材料が入らない、ビタミンやミネラル不足で代謝がうまく進まない等の原因によりエネルギーを十分に作り出せなくなると、エネルギー不足による疲れ・だるさ・集中力が続かない等、さまざまな症状が引き起こされます。

滋養強壮剤は、糖質の他にビタミンやミネラルを多く含む成分が配合されていて、エネルギー産生を円滑にすることで消耗した体の疲労回復に貢献します。

滋養強壮剤のBCAAと疲労回復との関係

滋養強壮剤の中には、ビタミン・ミネラルの他に、アミノ酸としてBCAA(分岐鎖アミノ酸)であるバリン・ロイシン・イソロイシンを配合しているものもあります。BCAAは、筋肉を構成するアミノ酸で運動等により消耗されます。そのため、運動前にBCAAを摂取すると筋蛋白の分解が抑えられ、筋肉が疲労しにくくなることから、配合されています。