サプリ製品に表示されている栄養成分表示

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更新日:2015年04月06日

サプリ製品に表示されている栄養成分表示

サプリ製品は栄養補給を目的としたものなので、サプリ製品の多くは栄養成分表示がされています。栄養成分表示は、実際にどのように測定されているのかを知ることでサプリの理解を深めることができます。

栄養成分表示に関するいろいろなルール

栄養成分表示の基準は、1996年の栄養改善法(現在の健康増進法)によってはじめて定められました。栄養成分表示は、特定保健用食品(トクホ)や栄養機能食品では義務づけられています。また特定の栄養素について「含有している」、「入っている」、「豊富に含む」、「控えめ」、「ゼロ」といった栄養強調表示をした場合は、製品に栄養成分表示をすることが義務づけられます。

最近のサプリは、特に栄養強調表示をしていない場合でも、消費者に対する情報提供ということで栄養成分表示がされている場合もあります。栄養成分表示は、100g又は100mLあるいは1食分、又は1個分あたりの量として成分の含有量を表すことになっています。そして、エネルギー、蛋白質、脂質、炭水化物、ナトリウムの順に記載され、その後にその他表示する栄養成分が記載されています。

栄養成分の分析方法と栄養成分表示

栄養成分に関しては、分析方法が決められています。蛋白質は食品中の全窒素を分析し、一般には6.25(食品ごとに決められた係数)を乗じて蛋白質量としています。脂質はエーテル類やクロロホルム・メタノール混液等の有機溶剤に溶けた成分の総量を脂質としています。炭水化物は総量から蛋白質、脂質、灰分、水分を差し引いた量で、エネルギー(熱量)は、蛋白質・脂質・炭水化物(糖質)をそれぞれ4kcal/g、9kcal/g、4kcal/gとして、糖アルコールや食物繊維については個別の値により算出します。

栄養成分表示は、これらの分析を行わなくても、配合した原材料から理論値で割り出せるのであれば、それを記載しても法的には問題ありませんが、実際にこれらの方法で分析したときに値が大きく違っているようであれば、虚偽誇大の表示となってしまいます。

実は、この栄養成分表示には許容範囲があり、分析した結果が表示されている値の±20%におさまっていれば問題ありません。例外として劣化分も考えカルシウム・鉄・脂溶性ビタミンは、分析値が表示値の80%~150%、水溶性ビタミンについては80%~180%の範囲に入っていれば問題ありません。ただし、賞味期限内は最低でも表示した値の80%はないとダメということになります。多くの場合は成分を分析してその中央値が記載されると思いますが、賞味期限が切れる間際とかになると、分解などによりビタミン含有量などは低下してきています。サプリは直射日光や湿気をさけてしっかり保存することも大切です。