サプリ製品に表示されている栄養機能表示

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更新日:2015年04月09日

サプリ製品に表示されている栄養機能表示

サプリの中には、機能表示をうたった栄養機能食品もあります。保健機能食品の制度は、2001年にスタートし、現在では12種類のビタミンと5種類のミネラルについて一定の条件を満たすと栄養機能表示ができます。

栄養機能食品の目的と制度ができた経緯

栄養機能食品は、特定保健用食品(トクホ)とともに、保健機能食品であり効果表示をすることができます。高齢化や食生活の乱れ等によって、通常の食生活を行うことが困難な場合等に、不足しがちな栄養成分の補給・補完のために用いられるものになっていて、1日目安量あたりに当該栄養素が決められた量の範囲に入っていれば、許可や届出なしに栄養機能表示ができるという規格基準型のものです。

その基準量はどのようにして決められたかというと、上限はまず医薬品や医薬部外品の最大分量を超えず、下限は栄養所要量の1/3という条件を参考に設定されています。

栄養機能食品の機能表示の内容と範囲

栄養機能食品の効果表示は、医薬品ではないので疾病の治療や予防に関する効果には言及できません。あくまでも栄養機能の説明で、身体の健全な成長や発達、健康維持に必要な栄養生理的機能の表示にとどまっています。

皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素、赤血球の形成を助ける栄養素、骨や歯の形成に必要な栄養素、夜間の視力の維持を助ける栄養素といったように、体の特定部位に対する機能を助ける栄養素である旨の表示が認められています。

また、生理機能としての効果表示は、抗酸化作用をもつ栄養素、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素、多くの体内酵素の性状な働きと骨の形成を助ける栄養素、味覚を性状に保つのに必要な栄養素といった表示が認められています。

ただし、栄養機能食品の機能表示は、規格基準型であり、ビタミンやミネラルについて1日目安量中の栄養成分量が決められた範囲の量になっているものについて、許可や届出なしに機能表示を認めるというものなので、認められている栄養機能表示はそのまま一言一句変えずに記載する必要があります。

意味が同じだからといって文言をいじることは禁止されています。したがって、どの栄養機能食品を見ても、同じ成分が機能表示されている場合は、同じ機能表示になっています。

栄養機能食品の表示ルールにおける留意点

製品によっては、栄養機能表示成分が複数ある場合があります。これらについてはそれぞれのビタミン又はミネラルの栄養成分表示が記載されています。

栄養機能食品は、栄養機能表示が認められている代わりに、栄養成分表示を行う必要があり、機能表示している栄養成分についても記載します。また、栄養機能表示とペアで多量摂取しても、疾病が治癒したり健康増進したりするものではない旨の注意喚起表示をすることが義務づけられています。