セルフメディケーションを支える連合会、日本一般用医薬品連合会(JFSMI)

公開日: 2015年11月24日
著者: yakujiman
Yakujiman
プロフィール
  • yakujiman
  • 製薬会社の学術関連部門・薬事関連部門にて、製品の学術資料・パンフレットの作成、通知・通達のチェックと情報収集、添付文書・製品表示の原稿作成、製品広告のチェック等の仕事をしてきました薬剤師です。関連する業界の情報等を集め、管理薬剤師のためのマニュアル等の作成も行ってきました。今まで携わっていた製品は、医療用医薬品・一般用医薬品の他にも、医薬部外品・化粧品、サプリメント、衛生雑貨、試薬といった幅広い分野に渡っています。
少子高齢化社会が進み、社会保障費の負担が増える中、医療費を抑えるべきセルフメディケーションの重要性がますます重要になってきます。 日本一般用医薬品連合会は、そうした中、セルフメディケーションの中で中心的な役割を果たすOTC医薬品の活用やくすり教育の支援、さらにはAPSMI(アジア太平洋セルフメディケーション協会)活動の支援などの目的で2011年7月22日に発足しています。

一般用医薬品に関連した5団体から構成される連合会のJFSMI

日本一般用医薬品連合会(JFSMI)は、日本の一般用医薬品に関連した5団体(日本OTC医薬品協会・日本医薬品直販メーカー協議会・日本家庭薬協会・日本漢方生薬製剤協会・全国配置薬協会)を構成団体とした連合会で、これらの団体が一丸となって推進していくべきことをまとめて行っていくことになっています。日本一般用医薬品連合会(JFSMI)は、7つの行動理念の一番目として、セルフメディケーションの普及をあげています。セルフメディケーションの普及に関連して、医師会や看護師会との意見交換や連携の構築を行うとともに、マスコミ広告等の広報活動も行うことでセルフメディケーションに対する国民の理解を深めていくことになっています。一方、一般用医薬品関連業界の意見を取りまとめ、厚生労働省やPMDA(医薬品機構)に薬制や安全性上の問題で意見具申も行っていくとしています。それ以外の行動理念としては、家庭薬・一般用漢方薬など伝統的な医薬品の活性化、OTC医薬品の効能拡大、政府提言の推進、くすり教育の支援、APSMI活動の支援、関係する共通課題の調整があげられています。効能拡大については、OTC医薬品の予防効能の拡大を図ったり、ハーブ医薬品を含むスイッチOTCの製造承認販売許可の拡大を推進させたりしていくとしています。教育関連では中学校や高等学校におけるくすり教育に関連して、その支援に積極的に関与し、薬科大学のカリキュラムにセルフメディケーションを取り入れるなど、教育研修にも力を入れています。

日本一般用医薬品連合会(JFSMI)の政府への働きかけ

医療用医薬品の連合会が、日薬連(日本製薬団体連合会)だとすると、そのOTC医薬品版が一般用医薬品5団体の連合会として発足した日本一般用医薬品連合会(JFSMI)になります。連合会はOTC医薬品に関する薬制に関連して、OTC医薬品税制控除制度の実現、OTC医薬品枠の拡大などの実現といったOTC医薬品の拡充を目指して、軽医療におけるセルフメディケーションで対応できるものは積極的に取り組んで政策提言をし、健康保険制度維持の一助とするための理論構築を行い、今後の一般用医薬品の発展を模索しています。
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