セルフメディケーション時代の日本チェーンドラッグストア協会

公開日: 2015年02月20日
著者: yakujiman
Yakujiman
プロフィール
  • yakujiman
  • 製薬会社の学術関連部門・薬事関連部門にて、製品の学術資料・パンフレットの作成、通知・通達のチェックと情報収集、添付文書・製品表示の原稿作成、製品広告のチェック等の仕事をしてきました薬剤師です。関連する業界の情報等を集め、管理薬剤師のためのマニュアル等の作成も行ってきました。今まで携わっていた製品は、医療用医薬品・一般用医薬品の他にも、医薬部外品・化粧品、サプリメント、衛生雑貨、試薬といった幅広い分野に渡っています。
医薬品製造メーカーの団体代表が日本製薬団体連合会だとすると、販売チェーン店サイドの主力団体は、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS:ジャクダス)になります。健康産業を支えるドラッグストアの発展・育成を目的に1999年に設立されています。

伸びているドラッグストア市場と日本チェーンドラッグストア協会

セルフメディケーションがうたわれる中、街の健康ステーションとしてのドラッグストアの役割は年々大きくなってきています。街を歩けば、コンビニに負けないぐらい目立つのがドラッグストアです。ドラッグストアの名前というと、マツモトキヨシ、サンドラッグ、ツルハ、スギ、コスモス薬品、ウエルシア、ココカラファイン、クリエイトなど、ほとんどの人が2~3個はすぐにでてくるかと思います。実際の市場はというと、全国で1万3000店舗超と言われるほどドラッグストアは店舗があり、売上高も右肩上がりで拡大してきています。薬事法改正により、登録販売者制度が導入され、新規出店も増えてきていましたが、ここにきて一般用医薬品のネット販売が全面解禁されたことにより、楽天やアマゾン、家電量販店も乗り出してきて、販売チャネルは増えたものの競争は激化してきています。そんな中でドラッグストアに勤務する薬剤師の資質の向上、職能領域の拡大などの活動を支援したり、行政との意見交換をする窓口としての役割を果たしているのが、日本チェーンドラッグストア協会になります。150社以上のドラッグストアや小売業者が加盟していて、情報収集・提供の場にもなっています。


幅広くセルフメディケーションの分野で活動するJACDS

日本チェーンドラッグストア協会は、医薬品の情報の収集や提供に力を入れています。医療用医薬品以外のもので薬剤師が関与しなければならない医薬品は、2014年6月の薬事法改正により、ネット販売可能な第一類医薬品及びネット販売できないということで一般用医薬品から切り離され新たに設けられた要指導医薬品がありますが、これらの医薬品の説明文書をホームページにアップし、薬局の薬剤師にも利用しやすい形にしています。また、人材育成の一環として、通信教育後に認定試験を行い、ヘルスケア・ビューティケア・ベビーケア・漢方アドバイザーの認定登録を行っています。さらに大きな活動としては、毎年春にドラッグストアショーを3日間主催していて、ドラッグストア、卸業者はもちろん、製薬メーカーから多くの出店があります。その範囲も医薬品にとどまらず、化粧品、健康食品、ベビー用品、介護用品など多岐にわたり、厚生労働省、経済産業省、農林水産省の後援も受けながら、行政の動向に関連したセミナーも開催しています。
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