選ばれる薬剤師に!?調剤薬局のメリット・デメリット

公開日: 2015年02月20日
著者: 薬ハピ編集部
Admin
プロフィール
  • 薬ハピ編集部

調剤薬局のメリット/デメリット

調剤薬局での年収相場は、勤務薬剤師で360~550万円、管理薬剤師で500~600万円ぐらいです。新卒未経験でも比較的高めの給与相場ですが、入社後の昇給は穏やかです。会社によっては管理薬剤師以外に役職のないところもあるため、役職に就かない限り、大幅な年収のアップは望めません。会社の規模によっても給与体系は異なります。大手調剤チェーンは年齢・経験に応じた等級が多いため、高額の年収は期待できません。 また、中小企業や個人経営の薬局などは千差万別です。地域別では、薬剤師の獲得が困難な地方なら700~800万という高額年収もあり得ますが、首都圏・関西などでは人材も多いため比較的安定した年収相場となっています。

以前は残業が多い、有休休暇が取得できないという悪いイメージもありましたが、最近はシフト制を採用したり、人員を多めに配置するなど、薬剤師が働きやすい環境づくりを積極的に採用している会社も増えています。薬剤師全体の男女比は、3:7と圧倒的に女性が多い傾向があります。そのため、出産後も職場復帰できるよう、産育休や時短勤務制を導入したり、カウンセラーの配置するなどの福利厚生を充実させて、女性が働きやすい環境づくりをする会社が多くなってきています。また、正社員かパートか、その時々に応じて雇用形態を変えることも比較的しやすいのが調剤薬局勤務の特徴の一つです。 家庭持ちの女性には働きやすい職種といえるでしょう。

また、現在は一般的な調剤薬局(一般外来対応型)が主流ですが、その数は全国にコンビニの数以上もあると言われていて、過当競争の状態にあります。それだけ転職先も豊富にあると言えますが、病院で受け取った処方箋をどこの調剤薬局に持っていくかはその患者さん次第です。これまで通り、ただ処方箋の来るのを待っているだけの調剤薬局では、いずれ淘汰されていくということもあるかもしれません。接客サービスが良く、親身になってくれる薬局や薬剤師が選ばれる時代というのも来るかもしれませんから、転職の際には注意したいものです。

さらに今後は高齢化に伴い、在宅医療への取り組みがもっと広がっていくと見られます。そのため、在宅医療向けの調剤を専門的に行ったり、一般外来型の調剤薬局でも在宅医療に対処していく機会が増えていくかもしれません。そうした方面へもいち早くチャレンジしていく姿勢が大切になってくるかもしれません。

メリット

  • 求人数が多いので、希望条件に近い求人が見つけやすい
  • 総合病院・大学病院の付近、クリニックや個人経営など多くの種類から働きたい職場を選べる
  • 地域密着型の調剤薬局勤務では患者さんとの密な人間的な関係が築ける
  • 女性の働きやすい環境が整っている職場が多い
  • 他業種に比べ、新卒未経験でも給与が高い


デメリット

  • 業務が一定なので、マンネリ感が生じやすい
  • 業務が一定で、年収の大幅アップが望めない
  • 就業規定、福利厚生、教育・研修が整っていないところもある
  • 小さな会社の場合、管理薬剤師以上のキャリアアップが期待できない
  • 大手の場合は、異動や転勤の可能性がある
  • 個人経営の場合、業務内容が経営者の考えに左右される大きい



調剤薬局に向いている人/向いていない人

向いている人

  • 人の話を聞くことが好きな人
  • 同じ場所で仕事をするのが好きな人
  • 調剤だけでなく在宅などにも興味がある人
  • 定時で帰宅したい人、決まった曜日に休みが取りたい人


向いていない人

  • 同じ業務をずっとするのが苦手な人
  • 昇給・昇進が強く希望したい人

このエントリーをはてなブックマークに追加
Crown 転職サイト比較 ランキング